小説自体はかなり前に読んでいたのですが、Dアニメでテレビアニメ版と劇場アニメ版を見終わりました。
この作品、筆者的に結構印象深い作品で、久しぶりに作品を見たのですが、やっぱり面白かったです。
作品概要
『図書館戦争』シリーズは、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された架空の現代日本を舞台に、不当 な検閲から「本」を守ろうとする図書隊員たちの戦いと日常を描いたエンターテインメント小説。現在までに『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図 書館革命』の4巻に加え、スピンオフ小説『別冊 図書館戦争I』『別冊 図書館戦争II』が発売され、シリーズ累計は125万部を超えています(2008年8月現在)。
1988年、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定される。法の施行に伴い、メディアへの監視権を持つメディア良化委員会が発足し、不適切とされたあらゆる創作物は、その執行機関である良化特務機関(メディア良化隊)による取り締まりを受けることとなる。この執行が妨害される際には、武力制圧も行われるという行き過ぎた内容であり、情報が制限され自由が侵されつつあるなか、弾圧に対抗した存在が図書館だった。
実質的検閲の強行に対し、図書館法に則る公共図書館は、「図書館の自由に関する宣言」を元に「図書館の自由法」を制定。あくまでその役割と本の自由を守るべく、やがて自ら武装した図書隊による防衛制度を確立する。これ以降、図書隊と良化特務機関との永きに渡る抗争に突入していくことになる。
架空の日本を舞台に、銃撃戦を行うなど、SFやアクションの要素も多いのですが、恋愛要素もあり、世界観も作りこまれていて最後まですっと読めてしまう作品になっています。
作者は有川浩さん
最近では県庁おもてなし課やフリーター、家を買う。などの作品を作った方で、こんなSF作品を書いた方が、と思ってびっくりしました。
筆者の思い出
この作品の小説を読んでいたとき、たまたま仕事で出張することが多く、出張の移動時間で読んでいたのですが、世界観とストーリー性で最後まで一気に読んでしまった記憶があります。
また、作品に出てくる図書隊員達の信念に、人生で初めて小説で涙した作品でもあります。(最近涙もろくてダメですね。今回見た劇場アニメでもちょっとウルっとしてしまいました。)
実写映画もあるので、今度はそちらも見たいと思います。
結構ぴったりな配役だった気がしたので、楽しみです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
やっと明日は休みです。一週間お疲れ様でした。